第201回防災アカデミー(ハイブリッド)を開催しました

内容:道路交通インフラの地震による被災の影響について
-令和6年能登半島地震災害から学ぶこと-
講師:庄司 学 さん(筑波大学システム情報系教授)
日時:2024年9月3日(火)16:30〜18:00
場所:名古屋大学減災館1階減災ホール・オンライン

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名古屋大学御嶽山火山研究施設との共催企画開催中しました。(期間:7/19(金)~8/30(金))

◆名古屋大学御嶽山火山研究施設との共催企画を実施しました◆

 名古屋大学では、御嶽山の火山活動評価力と火山防災力の向上を目的に、長野県・木曽町・王滝村の要請を受けて、2017年(平成29年)7月に名古屋大学御嶽山火山研究施設を開設しました。木曽町御嶽山ビジターセンター・さとテラス三岳に拠点があります。2014年9月27日に御嶽山の噴火から10年の節目を迎えるにあたり、共催企画を、減災館で実施いたしました。多くの方にご来館いただき、ありがとうございました。案内チラシはこちらから

① 出張御嶽山ビジターセンター
さとテラス三岳・やまテラス王滝のパネル展示
日 時:7月19日(金)~8月30日(金)
開館日の13:00~16:00(入館は15:30まで)
会 場:減災館 2階展示エリア

【展示風景】

② スペシャルギャラリートーク 2階展示エリア
【第1回】7月19日(金) 13:30~
講師:竹脇 聡(名古屋大学御嶽山火山研究施設 研究協力員)
「御嶽山噴火から10年~御嶽山の基礎知識~」※小中学生も歓迎
【第2回】8月 3日(土) 13:30~
講師:竹脇 聡(名古屋大学御嶽山火山研究施設 研究協力員)
「御嶽山噴火から10年~御嶽山の基礎知識~」※小中学生も歓迎

【第1回スペシャルギャラリートークの様子】

③ 7月27日(土)夏休みスペシャル減災教室(子ども向けイベント)
名古屋大学博物館のイベントでも好評だった、「御嶽山のひみつ 火山についてのはなし&火山灰の観察体験」が、夏休みスペシャル減災教室にも登場します。
※夏休みスペシャル減災教室の詳細についてはこちら

御嶽山ビジターセンターについて御嶽山のふもとで火山防災を学び交流の輪を広げる
歴史と文化の伝承館です
御嶽山ビジターセンターの詳細はこちら

<減災館の見学について>

※どなたでも、ご見学・ご参加いただけます。
※開館日についてはこちらの開館予定表をご確認ください。
※5名以上の団体は見学予約をお願いします。見学予約はこちらから。
※予約は3ヶ月前から受付けます。
※諸事情により、日程、内容等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
※追加情報は、その都度HPに掲載しますので、ご確認ください。

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第153回げんさいカフェ(ハイブリッド)を開催しました

リスクを”対話”で伝えるコミュニケーション

ゲスト:環境社会学者 三上 直之 さん(名古屋大学大学院環境学研究科教授)
日時:2024月8月22日(木)18:00~19:30
場所:名古屋大学減災館1階減災ギャラリー・オンライン
企画・ファシリテータ: 隈本 邦彦 さん
(江戸川大学特任教授/名古屋大学減災連携研究センター客員教授)

当日は会場参加14名、オンライン参加163名、合計177名の方にご参加いただきました。どうもありがとうございます。

→ポスター(PDF)

→過去のげんさいカフェの様子はこちら

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2024夏休みスペシャル減災教室を開催しました(7/27(土))

◆ 2024夏休みスペシャル減災教室を開催いたしました ◆

200名近い皆さまにご参加いただきました。ありがとうございました。
楽しく防災を学んでいただいた、当日の様子を掲載させていただきます。

チラシのダウンロードはこちらから

タイムスケジュールのダウンロードは、こちらから。

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第152回げんさいカフェ(ハイブリッド)を開催しました

鳥の目でみる山崩れと植生の回復

ゲスト:自然地理学者 齋藤 仁 さん(名古屋大学大学院環境学研究科准教授/減災連携研究センター兼任・協力教員)
日時:2024月7月23日(火)18:00~19:30
場所:名古屋大学減災館1階減災ギャラリー・オンライン
企画・ファシリテータ: 隈本 邦彦 さん
(江戸川大学特任教授/名古屋大学減災連携研究センター客員教授)

減災連携研究センターの研究者と市民とが対話する月1回のサイエンス・カフェ。今回も会場とオンラインのハイブリッド開催で、会場参加13名、オンライン参加155名、合計168名の方にご参加いただきました。どうもありがとうございました。

→ポスター(PDF)

→過去のげんさいカフェの様子はこちら

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第200回防災アカデミー(ハイブリッド)を開催しました(※講演動画を視聴できます)

内容:地震学の「常識」と非常識
講師:鷺谷 威 さん(名古屋大学減災連携研究センター長・教授)
日時:2024年7月17日(水)16:30〜18:00
場所:名古屋大学減災館1階減災ホール・オンライン

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第151回げんさいカフェ(ハイブリッド)を開催しました

防災人材の育成と活躍の場づくり

ゲスト:防災共創学者 小山 真紀 さん(岐阜大学環境社会共生体研究センター准教授/減災連携研究センター兼任・協力教員)
日時:2024月6月13日(木)18:00~19:30
場所:名古屋大学減災館1階減災ギャラリー・オンライン
企画・ファシリテータ: 隈本 邦彦 さん
(江戸川大学特任教授/名古屋大学減災連携研究センター客員教授)

減災連携研究センターの研究者と市民とが対話する月1回のサイエンス・カフェ。今回も会場とオンラインのハイブリッド開催で、会場参加24名、オンライン参加159名、合計183名の方にご参加いただきました。どうもありがとうございました。

→ポスター(PDF)

→過去のげんさいカフェの様子はこちら

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2024年度地域減災研究ワークショップ

→「地域減災研究ワークショップ」に戻る


→開催案内
→プログラム
→講演概要集

Ⅰ.研究発表
1. 日 時: 2024年8月7日(水) 13時00分~18時20分
2. 開催場所:減災ホールおよびオンライン発表(ハイブリッド)

Ⅱ.交流会
1. 日 時:2024年8月7日(水) 18時30分~20時30分
2. 開催場所:シェジロー

開会式:13時00分~13時10分
挨拶 鷺谷威 名古屋大学減災連携研究センター センター長

セッション 1:地域防災研究・災害情報研究 【13時10分~14時50分】
1-1 能登半島地震における広域避難に関する研究-愛知県内での要配慮者受入状況-
○木作尚子(名古屋大学)
1-2 「行政と住民が車の両輪を担う災害対応」に向けて住民の主体的防災意識を日々どう醸成していくかの試論
○田中隆文(名古屋大学)
1-3 地区防災計画づくりにおける課題 ~愛知県内の事例から~
○石原宏(名古屋大学)
1-4 災害対策本部事務局における体制とデジタル技術の活用について
○塩津達哉,有吉恭子,柴野将行(吹田市総務部危機管理室),越山健治(関西大学大学院社会研究科)
1-5 防災気象情報・リアル・タイムライン(仮称) ー令和5年6月東三河豪雨災害‐
○高瀬邦夫,武居信介(名古屋大学)

セッション 2:歴史地震研究・防災啓発研究 【15時10分~16時30分】
2-1 離散的水道管路被害推定と減災館床面地図への展開
○久郷明空,平山修久(名古屋大学)
2-2 砂場模型による防災教材開発の進捗と活用について
○桂川陽佳,護雅史(名古屋大学)
2-3 こころで備える地震学~地震の知識とストレス軽減の関係:熊本地震における聞き取り調査~
○光井能麻(名古屋大学),吉武久美(人間環境大学),中川和之(時事通信社),
坪井裕子(名古屋市立大学)
2-4 札所巡りと関東大震災:愛知県西尾市東向寺の慰霊碑
○武村雅之(名古屋大学)

セッション 3:南海トラフ地震,津波研究・モニタリング技術 【16時50分~18時10分】
3-1 広域大規模災害時における地域社会の被災状況モニタリングに関する研究
○永納綾香,幸山寛和,都築充雄,飛田潤(名古屋大学)
3-2 多様な南海トラフ巨大地震に対する津波ハザード評価 -津波ハザード情報の利活用に向けて-
○土肥裕史,平田賢治,中村洋光,藤原広行(防災科学技術研究所)
3-3 SIP 防災 港湾における高潮・波浪浸水リスク評価技術の開発
○富田孝史, 橋冨彰吾(名古屋大学),平山克也(港湾空港技術研究所)
3-4 1 点計測による地震時の低層建物損傷検知
○大西亮(株式会社中電シーティーアイ)

閉会式:18時10分~18時20分
挨拶 富田孝史 名古屋大学減災連携研究センター 副センター長

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第148回げんさいカフェ(ハイブリッド)を開催、報告文を掲載しました

令和5年台風2号から水害対策について考える

ゲスト:ライフライン研究者 羽田野 拓己 さん(名古屋大学減災連携研究センターライフライン防災産学協同研究部門特任助教)
日時:2024月3月26日(火)18:00~19:30
場所:名古屋大学減災館1階減災ギャラリー・オンライン
企画・ファシリテータ: 隈本 邦彦 さん
(江戸川大学特任教授/名古屋大学減災連携研究センター客員教授)

 げんさいカフェは、「防災対策に資する南海トラフ地震調査研究プロジェクト」との共催で実施しています。

今回のカフェのテーマは、2023年5月31日から6月2日にかけて沖縄にかなり接近し、全国に大雨被害をもたらした台風5号です。ただ台風の被害そのものというより、この台風の時のように、夜中に大雨が降っている場合、いまどの地域に浸水が広がっているのかをリアルタイムに知ることができないかという新しい研究のお話でした。それをめざした研究が、この台風で被害を受けた愛知県豊橋市を舞台に始まっているのだそうです。

例えば、川の水位は、現在でも国土交通省や都道府県が川に水位計を設置して常に監視しています。ですから、いま川のどのあたりで氾濫が起きそうかということは、リアルタイムで知ることができます。ただ、実際に堤防を超えてしまったり、堤防が決壊したりしてしまった後に、浸水がどこまで広がっているかというのをリアルタイムで把握するのは水位計ではわかりません。
また最近、都市部を中心に増えている、降った雨が下水道や小河川の排水能力を超えてしまってあふれてしまう「内水氾濫」の範囲もリアルタイムで把握することは難しいです。
そこで羽田野さんたちが研究しているのは、その把握のために、合成開口レーダーを搭載している人工衛星のデータを使うことができないか、というものです。

ひまわりのような、光学衛星は、太陽の光が地面や雲に反射した光を捉えて画像をつくります。雲の動きなどを監視するためにはとても役立ちますが、実際に大雨が降っている時などには雲が邪魔をして地表の様子はあまりよくわかりません。
一方、合成開口レーダーというのは、衛星から電波を出して、地表から跳ね返ってくる電波を捉えてそれを画像にするという仕組みです。この電波は、雲や雨粒を通り過ぎるような波長が選ばれているので、雲があってもその下の地表の様子がわかるのだそうです。
そこで羽田野さんたちは、豊橋市の中心部、柳生川の流域で、去年の台風2号の時に浸水した範囲がどうだったのか、合成開口レーダーの画像を使って調べました。
地面に浸水が広がっていてそこに水がある場合と、ない場合では、電波の反射の度合いが違い、レーダーの画像が違います。ですから大雨が降る前の同じ場所の画像と比較すれば、いまどの範囲に浸水が広がっているかリアルタイムでわかるということなのです。その細かさは5メートル四方のデータがわかるという解像度だそうです。

ただ今回の解析では、台風2号による浸水範囲の一部しかわからなかったということでした。というのも羽田野さんたちが今回無料で手に入れた合成開口レーダーのデータは、大雨の降っている瞬間のデータではなくて、発災からまる1日後のものだったそうで、その時はもう水が引いていて、ほんの一部しか残っていなかったのではないか、ということでした。
でもそんなことにめげず、羽田野さんたちが引き続き将来に向けての可能性につながる研究を続けてくださるということです。期待しましょう。

合成開口レーダーを搭載した衛星は世界各国がたくさん飛ばしていますし、その精度も性能も日進月歩なのだそうです。そうしたデータを総合すれば、将来大雨の時にその浸水範囲がほぼリアルタイムに把握できる時代がくるかもしれませんね。

今回も、会場とオンライン合わせて92人の方が参加してくださいました。羽田野さん、参加者のみなさん、ありがとうございました。

→ポスター(PDF)

→過去のげんさいカフェの様子はこちら

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第199回防災アカデミー(ハイブリッド)を開催しました

内容:災害文化とは何か?-在来知/伝統知の創造と継承
講師:祖田 亮次 さん(大阪公立大学文学部・文学研究科教授)
日時:2024年6月25日(火)18:00〜19:30
場所:名古屋大学減災館1階減災ホール・オンライン

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