高大連携高校生防災教育推進事業「高校生防災セミナ-」を開催

 高大連携高校生防災教育推進事業「高校生防災セミナ-」が、7月24日(火)、25日(水)、30日(月)、31日(火)、環境総合館レクチャーホール、及びES総合館ESホールにて開催されました。同セミナーは、大人になったときに巨大地震などによる大災害を経験するであろう高校生に、災害発生の科学や減災対策、災害と付き合う知恵、そして逞しく「生きる力」を学び取ってもらい、自立して活動できる防災リーダになってもらうことを目的としています。

ESホールでの演習の様子

NPOによる災害図上訓練の様子

 セミナーは夏休み中の4日間の座学・実学による学修と2学期の実践活動、年末の活動成果発表会から構成されており、今年度は県内の高等学校15校から、高校生・教員合わせて75名が参加しました。

 夏休み中の4日間のセミナーでは、減災連携研究センター関連教員による地震や津波災害の災害発生メカニズムやその対策、災害を大きくする地理的要因、災害時の心理に関する講義、愛知県による防災行政に関する講義、また、NPOによる災害図上訓練、防災ボランティアの役割に関する講義や各学校での防災活動のアクションプラン作成のワークショップなどが行われました。

 7月31日(火)の午後には、昨年度より参加しているⅡ期生の成果報告と今年度から参加したⅢ期生の計画発表が行われました。ESホールはほぼ満席で、地元自治体の防災担当者も加わり、減災連携研究センター教員や防災担当者との質疑応答が活発に行われました。12月27日(木)には、高校生防災フォーラムを開催し、代表校による活動発表やグループ発表、意見交換などが行われる予定です。

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