第36回特別企画展「伊勢湾台風から65年~災害対応・復旧記録資料の調査分析と検証から~」を開催いたしました(期間:9/19(木)~12/21(土))

第36回特別企画展
「伊勢湾台風から65年~災害対応・復旧記録資料の調査分析と検証から~」
(9/19(木)~12/21(土))開催しました

たくさんの方にご来場をいただき、まことにありがとうございました。
なお、下記の展示物につきましては、好評のため展示延長いたします。

【伊勢湾台風 デジタル復元マップ】
伊勢湾台風の被害状況・情報をデジタル化し現代の地図に重ねています。
【伊勢湾台風 AI対話システム】
((一社)中部地域づくり協会 地域づくり技術研究所制作・提供)
伊勢湾台風AI語り部の「伊勢湾太郎」さんと対話することで
当時の状況が理解できます。


※こちらのイベントは終了しました。

第36回特別企画展
「伊勢湾台風から65年~災害対応・復旧記録資料の調査分析と検証から~」
(9/19(木)~12/21(土))

 我が国における近代最悪の風水害である伊勢湾台風は、低気圧と強風による最大級の高潮に加え、豪雨による大規模洪水も伴って多くの地域で海岸・河川堤防を決壊させました。伊勢湾沿岸地域の堤防決壊は255地区、36,800 mにも及び、広大な海抜ゼロメートル地帯を抱える濃尾平野では、浸水が長期化して過酷な生活を余儀なくされました。

 あれから65年、気候変動に伴って風水害が激化し、内湾に面した沿岸地域では特に、巨大台風の襲来に伴う大規模水害が懸念されています。当時の壊滅的な浸水被害からいかに脱したのかなど、伊勢湾台風は将来に向けた備えを進める上で、多くの教訓を含んでいます。

 名古屋大学減災連携研究センターでは,伊勢湾台風の詳細な記録資料を発掘・収集し、GISなどを用いた最新の調査研究に取り組んでいます。
この企画展では,改めて浮き彫りになった重要な事実、新たな知見を皆さんと共有し、迫りくるスーパー伊勢湾台風に対し、共に備えていきたいと思います。

                【監修】名古屋大学減災連携研究センター
田代 喬、倉田和己、荒木裕子

チラシのダウンロードはこちらから

【スペシャルギャラリートーク】

①9.25(水):倉田和己
「地図と新聞記事を通じた伊勢湾台風の追体験」
②9.26(木):田代 喬 →10.9(水):田代 喬
「災害対応・復旧記録資料の調査分析と検証」※展示内容の紹介
③10.5(土):富田孝史
「高潮災害とそれに対する備え」
④11.2(土):荒木裕子
「伊勢湾台風・大規模浸水による避難の様相」
⑤12.7(土):田代 喬
「伊勢湾台風災害からの応急復旧を記録資料からひもとく」
■時間:いずれも13:30~
■場所:減災館 ①③④はホール、②⑤は2階展示エリア

【展示風景】

航空写真が語る伊勢湾台風被害の全容(3×6mの大判展示)

パネル展示(2階)

被害状況の写真や資料(2階)

伊勢湾台風 デジタル復元マップ(1、2階、2か所に設置)

伊勢湾台風 AI対話システム(1階)

【スペシャルギャラリートーク】の様子


※どなたでも、ご見学・ご参加いただけます。
※5名以上の団体は見学予約をお願いします。見学予約はこちらから。
※予約は3ヶ月前から受付けます。
※諸事情により、日程、内容等が変更になる場合がございます。ご了承ください。
※追加情報は、その都度HPに掲載しますので、ご確認ください。

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