減災館には、様々な工夫・仕掛けが満載です。
以下では、「減災館のヒミツ」と称して、減災館の見どころを紹介していきます。
減災館紹介ビデオ
減災館最新情報-減災館のヒミツ2015-16
The Disaster Mitigation Research Building introduction video (English version)
The GENSAIKAN 2015-16 (English version)
減災館1Fフロアマップ
減災館のヒミツリスト(No.1〜11はリンク先により詳しい解説があります)
No. | コーナー名 | 解説 |
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1 | No.1:五感で揺れを体感する「BiCURI」 | 南海トラフ巨大地震が起きたときに、超高層ビルの部屋の中はどうなるのでしょうか。BiCURIは、地震(長周期地震動)の揺れを、振動台で再現するとともに、背景の映像を同期させることで「超高層ビルの揺れ」を再現できるようにしたシステムです。 |
2 | No.2:地形模型に情報が浮かび上がる「3Dビジュアライズ」 | 東海地域の地形が詳細に再現されており、濃尾平野、伊勢湾、日本アルプスの地形がよくわかります。この模型は、3Dプリンタを用いて、1:20000スケールで作成されています。真上からハザードマップや都市の情報、活断層マップなど様々な地図情報を投影することにより、様々な情報を立体的に見ることができます。 |
3 | No.3:「おもしろ備蓄の実物展示」で学ぶ非常時の備え | 災害時における家庭の備えとして、備蓄と家具の固定について基本的な考え方を解説しています。ロールスクリーンを巻き上げると、そこにはちょっと珍しい、おもしろ備蓄品や防災グッズが満載!家庭の備蓄を考えるときの参考にしてみてください。 |
4 | No.4:名古屋都市圏を一望する「床面空中写真」 | 名古屋市および周辺30市町村の、飛行機から撮ったまちの様子が床面に展示されています。大型ルーペを使って、空中散歩を楽しんでください。自分の家、職場、学校などをさがしてみてください。空からみると、地上からでは気がつかない、新しい発見があるかもしれません。 |
5 | No.5:南海トラフ巨大地震の津波を実感する「津波垂れ幕」と「長周期体感登り綱」 | 垂れ幕では南海トラフ巨大地震で予想されている津波の高さをみることができます。5メートルの津波で、建物の二階くらいの高さになります。登りづなの方は、ぶらさったまま、ブランコのように何度も背中を押してもらうと、だんだん揺れが大きくなります。これが、「建物の共振現象」です。 |
6 | No.6:地震の巣を暴く「南海トラフ周辺の立体地図」 | |
7 | No.7:歴史地震による液状化痕跡「剥ぎとり展示」 | |
8 | No.8:調べて学べる情報の宝庫「減災ライブラリー」 | |
9 | No.9:部屋ごと五感で振動体感「減災・体感実験室」 | |
10 | No.10:世界初の建物まるごと実験装置「ダブル免震」 | |
11 | No.11:平常時と災害時の2つの顔を持つ「地域の対応拠点」 |
No. | コーナー名 | 解説 |
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21 | 減災館ジオラマ模型 | 減災館は、名古屋大学初の免震構造の建物です。屋上と地下には、振動実験装置があり、実際に建物を揺らすことができます。この模型では1:80のスケールで建物が詳細に再現されており、建物の特徴がよくわかります。 |
22 | 実物の木造軸組模型 | 木造建物の軸組構造を再現しています。木造の建物が、柱・梁に加えて様々な耐震部材と、それらを固定する金物によって、たてられていることがわかります。 |
23 | 「半壊」建物模型 | 地震のあと、建物被害の度合いを判定するために「応急危険度判定」が行われますが、その時に「半壊」という微妙な状態を判断するには知識と経験が必要です。そのような判定が出来る人を育成するための、建物の構造的被害を表した模型です。 |
24 | 手回しぶるる | アタッシュケースに取り付けられたハンドルを回すと、3種類の建物が左右に揺れます。ハンドルを回す早さ(=地震の揺れの周期/周波数)を変化させることで、よく揺れる建物の種類が変わることがわかります。 |
25 | 電動ぶるる | モーターによって揺れの周期を連続的にコントロールすることのできる模型です。つまみを回しながら周波数を変化させることにより、建物が共振する(大きく揺れる)周波数を探ることができます。 |
26 | 5連振り子 | それぞれ周期が異なる5つの振り子を同じように揺することが出来ます。これにより、高い建物はゆったりした地震動に対して、低い建物はガタガタとした地震動に対して大きく揺れやすいことがわかります。 |
27 | 長周期ぶるる | 最長で5秒までの長い周期を再現することのできる模型です。超高層ビルがどのような周期で揺れやすいかをみることが出来ます。 |
28 | 室内模型 | 家具の倒れかたや、家具固定による効果を実験するための模型です。1:10のスケールで、室内の様子が正確につくられています。卓上振動台と組み合わせることで、家具の倒れ方がわかります。この模型をゆらした時の様子は、BiCURIの背景映像に用いられています。 |
29 | ノートシェイカー&マイホームぶるる | ノートシェイカーは、色々な地震波を再現することのできる2軸の卓上振動台です。マイホームぶるるは、ノートシェイカーと組み合わせて使う、柱と梁で出来たコンクリート構造の建物を模した模型で、地震に対するビルの揺れ方を見ることができます。 |
30 | 地盤ぶるる | ゴムひもを締めたり緩めたりすることで、地盤の硬さを変化させることが出来ます。柔らかい地盤では特に、ゆったりとした長周期地震動が発生しやすくなり、それによって背の高い高層ビルが大きく揺れるという現象を再現することが出来ます。 |
31 | 逆さぶるる | 地盤と建物の揺れの周期が一致したときに、建物は大きく揺れます。この現象を、地盤と建物を2つがつながった振り子にみたてた、上下逆さまの模型で再現しています。地盤と振り子の長さ(周期)が同じ建物が大きく揺れることが確認できます。 |
32 | 減災館振動模型 | 減災館の特徴である「ダブル免震」を再現した模型です。減災館本体の免震装置と屋上実験室の免震装置の周期を一致させ、建物全体を使った様々な振動実験を行う時の様子が再現されています。 |
33 | 地震が起きる仕組み | 裏面のハンドルを回すと、海のプレートが陸のプレートに潜り込みます。海のプレートには引っかかり(アスペリティ)があり、それが陸のプレートを引き込み、その力に耐えられなくなると、陸のプレートが跳ね上がって地震が発生します。 |
34 | 地震の揺れが伝わる仕組み | 地震波には「P波」と「S波」の二種類があり、それぞれ波の形や伝わる様子が異なります。ここでは模型を用いて、地震波が伝わる様子を感覚的に理解できます。 |
35 | 津波ぶるる | 地震によって津波が発生し、沖合から陸に向けて伝わる様子を確認できる模型です。津波と通常の波の違いや、津波が陸に近づくにつれ高くなる様子を確認することが出来ます。 |
36 | 液状化ぶるる | この模型では、軟弱地盤を作り、その上に建物を建て、自分で揺すって液状化の様子を確認することができます。軟弱地盤に建てた建物は沈み、杭基礎の建物はしっかり建っている事がわかります。 |
37 | 緊急地震速報デモンストレーション | テレビやラジオ、携帯電話で流れる緊急地震速報のイメージと、その仕組みについて知ることができます。画面で地震の発生から、地震波が伝わる様子、揺れが来るまでの猶予時間などを確認することができます。 |
38 | 10秒呼吸法体験 | 地震や災害の時にはだれでもドキドキし、時にはパニック状態になってしまう可能性があります。10秒呼吸法は、だれでも簡単に、すぐに心を落ち着ける方法です。ビデオを見て実験し、心拍数がどれぐらい落ち着くかやってみましょう。 |
39 | キッズ工作コーナー | 耐震化を学ぶことのできる模型教材の「紙ぶるる」や、「ストローハウス」を使って工作をすることができるコーナーです。その他にも、子供向けの模型教材や紙芝居、絵本などが揃っています。 |
40 | 減災館モニタリングシステム | 減災館にはたくさんのセンサーが設置されており、これらを用いて「今建物がどう動いているか」をモニタリングしています。このデータを用いて、建物の構造的特性がどのように経年変化していくかを研究データとして蓄積しています。 |
41 | ライフライン防災 | 電力会社、ガス会社による防災・減災対策の実例をビデオで上映しています。普段意識せずとも使えているライフラインですが、災害による被害を防ぐために色々な工夫がされていることがわかります。 |
42 | 歴史地震 | 名古屋に大きな影響を与えた「昭和東南海地震」「三河地震」「関東地震」の3つの歴史地震について、地域に残る史跡や文献に基づいた分析と解説を示しています。過去の地震を振り返ることで、次の地震にどう備えるべきかを考えるきっかけになります。 |
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