No.8:調べて学べる情報の宝庫「減災ライブラリー」

減災館2階にある減災ライブラリーでは、地震・災害に関する様々な資料について、書籍を手にとったり、映像を大画面ディスプレイで閲覧することが出来ます。

1階ギャラリーからの螺旋階段を登ると左手に、新聞アーカイブがあります。ここには、名古屋大学災害対策室が10年間にわたって実施してきた「新聞記事のスクラップ」が保存されています。あまりに大量のため、現在は東日本大震災関連、および代表的な災害に関する特集をピックアップしています。また、大型のタッチパネルで、中日新聞の特集「備える」を、過去から最近の記事まですべてのものについて閲覧することができます。

そこから東面に回るとまず書籍アーカイブがあり、東日本大震災・阪神淡路大震災に関する書籍や防災総論、法律、災害医療、活断層、地盤調査報告書など各種の書籍や資料が並んでいます。その隣の自治体アーカイブでは、東海4県市町村の県史・市町村史、ハザードマップ、地域防災計画を揃えています。特に市町村史には過去に発生した地震・災害の歴史や記録が編纂されており、大変貴重な情報を得ることが出来ます。その更に隣には、東日本大震災関連の雑誌を揃えた雑誌アーカイブ、防災アカデミー講演録などのDVD映像アーカイブがあります。

ライブラリー南側には閲覧コーナーがあり、机と椅子を使って調べ学習を行うことが出来ます。そこには旧版地図や陰影図、被害想定に重ねて、まちの今と昔の写真を表示できる「今昔マップ」があり、自由に操作して自宅の昔の様子を探すことも出来ます。

西面には、地図コーナー、PCによる映像閲覧・情報検索コーナー、歴史地震コーナーがあります。一つ一つのコーナーにたくさんの情報が詰まっていますから、ぜひゆっくりと御覧ください。

書籍・自治体アーカイブの書棚

地図コーナーと今昔マップ

10年分の記事を備えた新聞アーカイブ

中日新聞「備える」を閲覧するための大型タッチパネル

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