減災館のヒミツNo.3:「おもしろ備蓄の実物展示」で学ぶ非常時の備え

減災館のエントランスを入ってすぐ右手に、災害時備蓄品についての展示があります。

壁から吊り下げられたロールスクリーンには(写真1)、右から「非常時に必要なもの(入門編)」「非常持出品と備蓄品(実践編)」「地震時の室内被害」「室内安全対策の実例」の順に写真付きで解説が載っています。いつも携帯するものや非常用持出袋に入れておくべきもののリストが、具体的に書かれています。

さらにロールスクリーンを上げると(写真2)、非常食や折り畳み式ヘルメットなど、多くの備蓄品の実物を見ることができます。ここでは特に珍しい、面白い備蓄品を集めていますから、見たことないものや新しい発見があるかもしれません。例えば、災害時には食事をするにも食器や熱源を用意するにも一苦労であるため、紐を引っ張るだけで温かい食事が食べられるオールインワンのセットが便利です(写真3)。さらに、減災館は大学や地域の災害対応拠点でもあるため、展示とは別に30人×3日分の食料・水・衛生用品が備蓄されています。

また、展示棚の一番右には、建物の壁を一部はがして普段は壁に隠れて見えない断熱材が見られるようになっている箇所があります(写真4)。ぜひ探してみてください。

写真1:ロールスクリーンには 様々な解説が書かれている

写真2:ロールスクリーンを上げると 備蓄品の実物が展示されている

写真3:展示品についての解説

写真4:断熱材が一部むき出しになっている

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