第34回特別企画展「関東大震災(第1部)」5/10(水)~8/10(水)開催しました

第34回特別企画展「関東大震災(第1部)」(3部構成)開催しました
たくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。

はじめに

 私は30年間、1923(大正12)年に発生した関東大震災の研究を続けてきた地震学者です。震源、揺れ、被害について研究し、ここ10年余は震源域の真上にあたる神奈川県と最大の被害を出した東京都23区を中心に、現地調査を行ってきました。
その間、様々な疑問の解消に挑戦してきました。そもそも、震災を引き起こした地震の正体は。マグニチュード7.9というが根拠は。本震に引き続く余震の発生状況は。揺れ、火災、土砂災害、津波による被害は。人的・物的被害数や経済被害額は。大量の避難者の動向とその救済は。江戸・東京のほかの地震災害は。なぜ東京で最も大きな被害を出したのか。そして、東京市民は如何にして立ち直り、東京は復興したのか。関東大震災から100年を記念してこれらの成果の一端をみなさんに伝えたい。自然災害大国日本に生きるみなさんが災害を考える上での参考になれば幸いです。

                 【監修】名古屋大学減災連携研究センター
特任教授 武村雅之

【第1部】5月10日(水)~8月10日(水)

第1部チラシのダウンロードはこちらから


【スペシャルギャラリートーク】(13:30~1時間弱)
講師:名古屋大学減災連携研究センター特任教授武村雅之
①7月15日(土)「地震の正体を探る-関東大震災と地震学-」(終了)
②9月16日(土)「震源直上で何が起こったか?-神奈川県の関東大震災-」
③2月3日(土)「関東大震災が造った東京-帝都復興事業とその後-」

【展示風景】

貴重な資料もご覧いただけます


第1回スペシャルギャラリートーク(7/15)では多くの方にご参加いただきました。

※どなたでも、ご見学・ご参加いただけます。
※5名以上の団体は見学予約をお願いします。見学予約はこちらから。
※予約は3ヶ月前から受付けます。③の受付開始は11月1日です。
※諸事情により、日程、内容等が 変更になる場合がございます。ご了承ください。
※追加情報は、その都度HPに掲載しますので、ご確認ください。

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