あいち・なごや強靱化共創センター設立記念 防災人材交流シンポジウム「つなぎ舎(TSUNAGIYA)」を開催しました

 11月11日の土曜日、豊田講堂を中心に、地域の防災活動の担い手を「つなぐ」ことをテーマにしたシンポジウム、「つなぎ舎」が開催されました。
 名古屋大学では、愛知県などが行っている防災にかかわる人材の育成を支援してきており、また、そのような目的で実施された養成講座等を受講した人たちを「つなぐ」場を持つことにも注力してきています。今回の防災人材交流シンポジウムでは、若者をターゲットに据え、世代を超えた交流を目指した企画を実施しました。
 まず、当日午前中、減災館を会場に、小中高校生や大学生、20代の社会人による分科会を開催し、地域の防災・減災の取り組みとして「自分たちにできること」はどのようなことかをグループで話し合いました。そして、午後は会場を豊田講堂へと移し、そのディスカッションの成果を披露するとともに、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、そして昨年の熊本地震で被災し、その後の復旧・復興に被災地で取り組んでいる若者4名の体験談を聞くという時間を持ちました。被災経験のない愛知の若者が、被災地での実体験を直接聞くことで、災害への備えの大切さや地域での活動の大事さに気づくよい機会となったのではないかと思います。
 なお、このシンポジウムは、愛知県、名古屋市と名古屋大学が今年6月に設立した「あいち・なごや強靱化共創センター」の設立記念行事を兼ねたもので、この新しいセンターは、産業界とも力をあわせ、この地域を災害に強くしていくためのシンクタンクとして活動していくことを目指しています。


※こちらのイベントは終了いたしました。


→チラシはこちら(PDF)

あいち・なごや強靱化共創センター設立記念
防災人材交流シンポジウム 「つなぎ舎(TSUNAGIYA)」

1.日 時 2017年11月11日(土)13:00-16:00(12:30受付開始)
2.場 所 名古屋大学 豊田講堂
3.参加費 無料
4.定 員 1,200名(事前申込制・先着順)
5.主 催 防災人材交流セミナー実行委員会
    (名古屋大学/愛知県/名古屋市/
     認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード/あいち防災リーダー会/
     特定非営利活動法人あいち防災リーダー育成支援ネット/
     なごや防災ボラネット/特定非営利活動法人耐震化アドバイザー協議会)
     あいち・なごや強靱化共創センター
6.共 催 一般社団法人日本損害保険協会中部支社
     中日新聞社
     一般社団法人国立大学協会
7.内 容 
 第1部:「被災地に思いを馳せる若者」と「これから災害を体験するであろう若者」との
      パネルディスカッション
      <出演者>
        福和伸夫(あいち・なごや強靱化共創センター長、
             名古屋大学減災連携研究センター長・教授)
        栗田暢之(認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード代表理事)
      <ゲスト>
        本田剛文(BOYS AND MEN)
        高橋萌(OS☆U)
  
 第2部:来場者全員参加のクイズ大会!

→あいち・なごや強靱化共創センター これまでに実施したイベント

This entry was posted in お知らせ, シンポジウム. Bookmark the permalink. Both comments and trackbacks are currently closed.