東日本大震災復興応援企画「育もう!子どもたちの元気な笑顔を!」が開催

 減災連携研究センターは8月11日(土)、豊田講堂にて「東日本大震災復興応援企画 育もう!子どもたちの元気な笑顔を」を共催しました。同企画は東日本大震災復興応援企画実行委員会が主催したもので、約1,000名の方が参加されました。

 オープニングでは名古屋大学の学生サークルによる、復興への願いを込めた威勢のいい「はねこ踊り」が披露されました。はねこ踊りは宮城県を代表する民俗芸能として指定無形民俗文化財に指定されている踊りです。その後、主催者であるNPO法人レスキューストックヤードの栗田暢之代表理事と、福和伸夫減災連携研究センター長の挨拶がありました。東日本大震災から1年と5ヶ月経た今でも元通りの生活を送れない方々に、今後も愛知から東北をしっかり支援していきたいと発言されました。

 次に愛知県へ県外避難されている子どもたちの作文の朗読がありました。小中学生の女の子5人から、生きる意味を自分自身で問うたこと、放射能の風評でいじめられないか悩んだこと、そしてやっぱり家族は一緒が一番幸せだということなどが朗読され、参加者の胸を打ちました。

 メインイベントは宮城県七ヶ浜町のミュージカル団体「NaNa5931」による、東日本大震災の実話をもとにしたミュージカルが上演されました。ミュージカルは、残された人々が強く生きることと復興支援への感謝をされました。最後に愛知県内の子どもたちからの合唱があり、フィナーレは出演者・来場者全員で「今日の日はさようなら」を歌いました。

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