新春を迎え、寒さは一層厳しさを増しています。
本日は護先生、山中先生が減災館内部を見学されるということで、同行させていただいた様子を報告いたします。
工事の進捗状況については、先日倉田さんのご報告の通り、ついに減災館入口に、減災館の顔とも言える館名サインが取り付けられていました。内部に入ると、エレベータもすでに稼働しており、この年末年始の間にも着実に建物完成に近づいていることを実感しました。
屋上では、実験室の工事が着実に進んでいます。足場の組み立てが完成次第、実験室にALCパネル(外装材)が取り付けられていくようです。
減災館は外断熱と内断熱が行われています。外断熱の方が内断熱と比べ室温の変動が抑えられるため、外断熱が好ましいと言えます。
ただ、屋根のうち屋外設備が設置されている場所や建物の縁にあたる場所には躯体の外側で断熱することができないので、建物の内側に断熱材を吹き付けています。壁面も、コンクリートを見せる為に建物の内側に断熱材を吹き付けています。
この断熱材は内装材に隠れてしまい、普通の建物ならば見えないものなのですが、減災館では完成後も見ることができるコーナーが用意されています。減災館にお越しの際は、どこにあるかぜひ探してみて下さいね。
【川合】