きょうの減災館No.74(2013年12月16日)

早いもので今年もあと2週間余りとなりました。減災館は先月躯体が完成し、内装や屋上工事が進んでいます。

本日行われていた工事は以下の通りです。
(1)屋上階のアスファルト防水工事
(2)アルミニウムの窓枠の工事
(3)壁の下地のボードを貼る工事
(4)ドアの枠をつくり塗装する工事
(5)設備や電気系統の仕込みをする工事
(6)東面外壁の目地シールを貼る工事、コンクリート表面の保護のためのクリアー塗装工事

これらの工事が、各階の進捗に併せて行われています。

上記の中で(1)〜(4)はイメージが付きやすいと思います。
(5)の「仕込み」とは、配線や配管などの工事を行うことです。
(6)のクリアー塗装工事は、透明のペンキを塗ることでコンクリート表面を保護するもので、防水対策とは違うものみたいです。12/23より東面の足場の解体が始まりますので、それにあわせ行われていきます。

また、本日は学生による減災館の常時微動計測も行われ、常時微動計測の他に人力加振実験も行われました。その中で、今回は屋上階の実験室を見ることができました。想像以上の大きさに学生一同驚いていました。こちらの写真は本邦初公開となります。将来的に加振実験であの大きな実験室が動く際には、ド迫力であることは間違いなく、早く見てみたい気持ちが高まりました。

最後に、本日も冷え込みが厳しく、実験中も寒さと闘いながらの計測でした。工事関係者の皆様には、十分お気を付けいただき、事故なく無事に完成してほしいと思いました。

This entry was posted in お知らせ, 減災館ができるまで. Bookmark the permalink. Both comments and trackbacks are currently closed.