第197回防災アカデミー(ハイブリッド)を開催しました

内容:スマトラ地震20年後のバンダアチェ―被災経験は生かされたのか―
講師:高橋 誠 さん(名古屋大学大学院環境学研究科教授/減災連携研究センター兼任・協力教員)
日時:2024年4月19日(金)18:00〜19:30
場所:名古屋大学減災館1階減災ホール・オンライン


減災連携研究センターは4月19日(金)、第197回防災アカデミー(ハイブリッド)を開催しました。今回は、名古屋大学大学院環境学研究科教授で減災連携研究センター兼任・協力教員の高橋誠さんに「スマトラ地震20年後のバンダアチェ―被災経験は生かされたのか―」と題した講演をお願いし、183名の参加がありました。
【講演概要】
インドネシアのスマトラ島北端のバンダアチェが、史上最悪と言われた津波災害に見舞われてから20年近くが経とうとしています。この間、ほとんど不可能と思われていた復興がどのようになし遂げられ、その後まちは災害に強くなったのでしようか。わたしたちの現地調査をもとに、東日本大震災との比較にも言及しながら考えます。
【講演内容】
モーメントマグニチュード9.1〜9.3の2004年スマトラ島沖地震とその大津波により犠牲者が12万人を超えたインドネシア・スマトラ島の北端にあるアチェ州において被災からこれまでの20年間に何度も現地調査を実施して得られた知見が紹介された。住宅再建などの被災地復興は2011年東日本大震災よりも早く行われ、また避難タワーの建設や災害遺構の整備、防災教育も進められた。しかし、人口増大と好景気にともない、さらに地域開発の長期的展望の欠如や現地専門家の不関与によって、津波リスクの高い土地の開発が進んだことも紹介され、災害に強い地域づくりへの課題が提起された。

 

 

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