きょうの減災館No.50(2013年8月21-22日)

 現場の全体的な様子は前回のレポート時と大きく変わらず、2階床梁の配筋が行われていました。それに関連して、鉄筋の圧接に関する抽出試験が行われていましたので、それについて報告致します。

 圧接とは、2本の鉄筋の継手部分に熱・圧力を加えて接合する方法であり、この現場では、ガス圧接工法が用いられています。(図参照)

 圧接する際に加熱・加圧するため、継手部分には、コブが生じ、その大きさにも制約があります。(図参照)その際、S.Y-GAGEという定規で、制約を満たしているかどうか測ります。

 1種類の太さにつき、3サンプルを無作為に抽出して試験を行うそうです。太さを測った後、試験場に運び引っ張り試験を行うとのことでした。今回は2種類の鉄筋を用いているため合計6サンプルの試験を行うそうです。
【寺島】

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