きょうの減災館No.30(2013年6月21日)

梅雨入りし、今日も雨天となっています。雨が降っていても鉄筋が発錆することはなく、天候の影響は無いそうです。しかし、配筋された鉄筋の上を歩行して、作業をするので、滑らないように注意しなくてはならないそうです。

本日の作業は免震装置を取り付けるためのベースプレートの設置です。今回取り付けるベースプレートは1枚で400kg、重たいものでは600kgにもなるそうです。とても人の力では持ち上げられないので、クレーンを使って吊り上げての作業が行われていました。

2枚目の定点観測の写真からもわかるように、ベースプレートには円形のものや長方形のものがあります。これは、それぞれのベースプレートに取り付けられる免震装置の形と対応しています。円形のベースプレートには積層ゴム支承が、長方形のベースプレートには直動転がり支承が取り付く予定です。それぞれの免震装置の姿、取り付けの様子、仕組みや機能については、免震装置取り付けの時の「きょうの減災館」で説明します。
【山下】

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