第8回減災連携研究センターシンポジウム「減災館5年―平成の災害教訓を振り返り令和の減災社会実現を目指す―」を、減災館1階減災ホールにおいて開催しました。
シンポジウム前半は、内閣府(国民運動)、兵庫県人と防災未来センター、静岡県、防災専門図書館、減災連携研究センターのそれぞれの関係者より、それぞれの立場から、これまでの活動や課題等について話題提供をいただきました。後半のパネルディスカッションでは、中川和之(時事通信社)氏がコーディネータを務め、「減災社会の実現に向けた取り組み」と題した議論が展開されました。組織間の連携活動を振り返りながら、今後の各組織や減災館への期待することついて活発に意見交換が行われ、約150人の聴衆は真剣に聞き入っていました。
※こちらのイベントは終了しました。
減災連携研究センターは、下記の通り、第8回減災連携研究センターシンポジウム「減災館5年 -平成の災害教訓を振り返り令和の減災社会実現を目指す-」を開催いたします。
ご参加くださいますよう、よろしくお願いいたします。
第8回 減災連携研究センターシンポジウム
減災館5年 -平成の災害教訓を振り返り令和の減災社会実現を目指す-
平成の時代、日本では大規模な自然災害が多発し、防災・減災に関する考え方も大きく見直された。国、自治体や大学が啓発・教育などの取り組みを積極的に開始する中で平成26年に減災館が建てられ、5年が経過した。令和元年において、今一度、平成の災害教訓を振り返り、減災社会の実現に向けて今後必要な防災関連機関の取り組みを展望する。
■日 時 2019年6月14日(金)13:30-17:30(13:00開場)
■場 所 名古屋大学 減災館1階 減災ホール
■プログラム
講演:
(1)内閣府の国民運動が提起した問題 西川 智(名古屋大学)
(2)阪神・淡路大震災からの動き 池田 亨(兵庫県 人と防災未来センター)
(3)平成の災害教訓と静岡県の防災対策 植田達志(静岡県危機管理部)
(4)防災専門図書館の63年の歩み 矢野陽子
(全国市有物件災害共済会防災専門図書館)
(5)減災館5年の到達点と課題 隈本邦彦(名古屋大学客員、江戸川大学)
パネルディスカッション:「減災社会の実現に向けた取り組み」
コーディネーター:中川和之(時事通信社)
パネリスト:上記講演者 および
藤原広行(名古屋大学客員、防災科学技術研究所)、
福和伸夫(名古屋大学)
※ 事前申込不要、入場無料
※ 自動車の駐車場はありません。必ず公共交通機関をご利用ください。
問い合わせ先:名古屋大学減災連携研究センター
tel: 052-789-3468 e-mail: koho@gensai.nagoya-u.ac.jp