研究領域

倉田和己の研究紹介

(1)災害情報共有による初動対応の高度化に関する研究

災害の初動対応期において、関係者間で被害状況や対応状況を詳細かつリアルタイムに共有することにより、全体の対応を最適化することを目指す。スマートフォン等の携帯情報端末と、クラウド型地理情報システムの連携により、各自が収集した写真や音声情報をWeb上の地図に集約する仕組みを用いて、災害時の情報連携を実現するための社会実験を行っている。

(2)地域災害特性の可視化と活用に関する研究

災害への対策行動を誘導するために、被害想定結果の「説明力」を向上させることを目的として、地域の災害特性に関係する地理的・社会的なデータを地理情報システム上に統合し「見える化」する。特に、土地利用の変遷や災害履歴アーカイブなど時空間データの活用に力を入れている。

(3)耐震化教材となる振動体感環境の開発

建物の耐震化について学ぶ上で、地震時の建物室内の揺れを疑似体験することは有益である。仮想現実(VR)をはじめとする最新の映像技術に、センサー技術や既存の振動台ハードウェアを組み合わせる事で、安全性を保ったまま、学習効果の高い耐震化教材を実現する。