第111回防災アカデミーを実施しました

講師:関澤 愛さん(東京理科大学教授)
内容:大規模地震による都市火災リスクに備えて~市街地火災の発生を想定の視野に入れて~
日時:2015年6月24日(水) 18:00〜19:30
場所:減災館1階減災ホール
※予約不要・入場無料

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減災連携研究センターは6月24日(水)の18:00-19:30,減災館1Fホールにおいて「第111回防災アカデミー」を開催し,69名の方々の参加がありました.今回は関澤愛氏(東京理科大学教授)による講演「大規模地震による都市火災リスクに備えて」が行われました.関澤氏からは,関東大震災,阪神・淡路大震災,東日本大震災のいずれも甚大な火災被害を呈した歴史が紹介され,わが国の地震火災リスクの高さが改めて示唆されました.その後,南海トラフ巨大地震や首都直下地震などの将来の大規模地震時の同時多発火災に対して,常備消防,消防団,自主防災組織は何ができるか,そして自助・共助・公助に求められている役割とその実態について詳しい説明と問題提起がなされました.会場からは講演内容を踏まえ,水利の利用方法や現状の問題点など,活発な質疑応答が行われました.

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過去のアカデミーはこちら
→ポスター(PDF)

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