第119回防災アカデミーを実施しました

講師:鳥井 信吾さん(株式会社日建設計執行役員 エンジニアリング部門構造設計グループ副代表)
内容:日本の命運を握る超高層建築の現状と未来
日時:2016年4月28日(木) 18:00〜19:30
場所:減災館1階減災ホール
※予約不要・入場無料

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 減災連携研究センターは、4月28日(木)に減災館1階減災ホールにおいて、第119回防災アカデミーを開催しました。今回は、株式会社日建設計のエンジニアリング部門構造グループ執行役員の鳥井信吾氏による「日本の運命を握る超高層建築の現状と未来」と題する講演が行われ、100名の参加がありました。鳥井氏は多くの超高層ビルの設計を手掛けてこられたその道の第一人者です。
 講演では、最近国交省から発表された超高層建物の検討用地震動案に触れ、地域によっては従来の法律のレベルに対して2倍の大きさがあることを指摘、それに対して設計者はどう対処すべきかについてお話をされました。自然に対してはあくまで謙虚にとのことで、名古屋の超高層ビルや東京スカイツリーなどで行われている様々な耐震設計上の工夫をわかり易く説明していただきました。鳥井氏の誠実な人柄を感じさせる熱弁に参加者一同聴き入りました。

→名大生による取材記事

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→ポスター(PDF)

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