第118回防災アカデミーを実施しました

講師:畑村洋太郎さん(株式会社畑村創造工学研究所代表)
内容:津波と真の対策を考える
日時:2016年2月25日(木) 18:00〜19:30
場所:減災館1階減災ホール
※予約不要・入場無料   

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減災連携研究センターでは2月25日(木)、減災館において「第118回名古屋大学防災アカデミー」を開催し、111名の参加がありました。今回は株式会社畑村創造工学研究所代表の畑村洋太郎氏が「津波と真の対策を考える」というタイトルで講演しました。

【講演概要】
津波対策の切り札として,各地で防潮堤が計画・建設されている.「防潮堤」と
いう名称は津波を完全に遮断するという考えからきており,低い防潮堤では役に
立たないと考える人が多い.しかし防潮堤の真の役割は越流する津波を減じ,そ
の威力を減殺して避難の時間を稼ぐことにある.減災策としてこの「減潮堤」と
「避難」を組み合わせた津波への対応策を提案したい.

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過去のアカデミーはこちら
→ポスター(PDF)

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