第117回防災アカデミーを実施しました

講師:横田 崇さん(愛知工業大学工学部土木工学科教授)
内容:国の防災対策とその地震・津波像について
日時:2016年1月20日(水) 18:00〜19:30
場所:減災館1階減災ホール
※予約不要・入場無料   

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 減災連携研究センターでは1月20日(水)、減災館において「第117回名古屋大学防災アカデミー」を開催し、120名の参加がありました。今回は愛知工業大学地域防災研究センター教授で、内閣府本府政策参与も務められている横田崇氏が「国の防災対策とその地震・津波像について」というタイトルで講演しました。横田氏は、1995年の阪神・淡路大震災以降の国の地震防災対策の基盤となっている、様々な地震や津波に関する想定の取りまとめに長年携わってこられました。2001年の想定東海地震の見直しから始まり、東南海・南海地震の想定、東日本大震災後の南海トラフ巨大地震対策、首都直下地震対策、昨年12月に発表された南海トラフ地震による長周期地震動対策など、直接関わられた様々な想定の背景や結果の見方などについて詳しく解説されました。地震国日本に住む我々はこうした大規模自然災害と無縁では居られません。発災前に行われているこうした努力を十分に活かして災害軽減に努めることの重要性を改めて認識する機会となりました。

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過去のアカデミーはこちら
→ポスター(PDF)

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