「東日本大震災の謎を地震学者と考える」
地震学者 山岡耕春さん(名古屋大学大学院環境学研究科教授）
日時：平成23年8月30日（火）午後6時〜
場所：名古屋大学ES総合館1階ロビー
今回のテーマは「海溝周辺のすべり」。海溝の岩盤の重なりあった部分について、東日本の地震の場合と、他の地震との比較やメカニズムについての説明がありました。研究者の方々が、今最も研究している部分ということで、内容も少し難解です。来場者の方々はご理解されているだろうかと表情を伺うと、皆様、山岡先生の方をしっかりと見つめて、興味深そうな表情で聞いていらっしゃったので、ほっといたしました。
難しいテーマにも関わらず、質問カードへのご記入も多く皆様の理解度の深さに驚きました。
また、先生は手元を映すカメラを持参され、簡単な実験をして、それをスクリーンに映して説明をされるなど、見ている方にわかりやすいように工夫をされていました。
来場者数は50名以上で、１時間以上前からいらっしゃる熱心な方も。
より広く多くの方に、カフェのことを知って気軽にお越しいただきたいと思っています。
