第91回防災アカデミーを実施しました

講師:桶田 敦 さん(TBSテレビ報道局解説委員)
 「防災機関としてのテレビの役割」
日時:2013年6月18日(火)18:00〜19:30
場所:環境総合館1階レクチャーホール



 減災連携研究センターは、6月18日(火)、環境総合館レクチャーホールにおいて、第91回防災アカデミーを開催しました。今回は、桶田 敦TBS テレビ放送局解説委員による「防災機関としてのテレビの役割」と題した講演が行われ、95名の参加がありました。
 講演では、初めに、リスクコミュニケーションの立場から、テレビが防災機関としてどのような役割を果たすかについて説明され、続いて東日本大震災の実例に基づき、観測情報として津波の第一波の高さをそのまま伝えたことへの様々な議論について紹介されました。
 その後、事前の警鐘番組の例として、平成17年に放映されたテレビ映像が紹介され、東日本大震災以前の宮古市田老地区の取り組みや、避難の重要性などを説明した当時の映像をもとに、事前や事後で報道機関として何ができるのかについての説明がありました。
 最後に、独自の防災訓練の様子や、緊急時における第一報の流し方について映像で詳しく説明されました。
 参加者からは講演内容を踏まえ、テレビ局の安全性やメディアへの要求について活発な質疑応答が行われました。

過去のアカデミーはこちら
→ポスター(PDF)

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