飛田 潤の研究紹介
建築構造物の動的挙動と損傷のモニタリング
キーワード：振動計測・建物挙動把握・波形解析
耐震設計の基礎となる建築物の地震時挙動は必ずしも明らかではない。一般的な建物は地盤・基礎条件、形状や隣接建物に大きく影響される。超高層や免震は長周期地震動の影響が大きい。さらに防災面からは、経年劣化や地震による損傷、室内被災状況の評価も重要である。
このため、超高層、免震、住宅、学校、庁舎、産業施設、文化財建築、耐震補強建物などにおいて、地震観測・常時微動計測・振動実験による動的挙動モニタリングを継続し、耐震設計や災害対応に活用しうるデータの蓄積を目指している。またそのための観測機器・観測システムやデータ分析・利用技術の開発を行っている。
特に減災館については、免震建物全体を加振する実験を通して、免震装置の挙動解明と長期にわたる変化の確認、地下擁壁の土圧発生メカニズムなどを検討するともに、多様な観測機器によるモニタリングに取り組んでいる。
個人HP:http://profs.provost.nagoya-u.ac.jp/view/html/100000155_ja.html
げんさいカフェの講演（第79回）：http://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/?p=8520
げんさいカフェの講演（第5回）：http://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/?p=238
防災アカデミーの講演：
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