研究領域

松田直之の研究紹介

減災医学研究

【概要】災害医療においては、平時からの救急医療が応用されます。そのため、平時から救急医療をシステムとして整えることが必要です。災害時に必要となる医学領域としては、①多発外傷、②クラッシュ症候群、③広範囲熱傷、④一酸化炭素中毒、⑤環境異常症などがあります。これらの形成する重症な病態として、全身性炎症反応、多臓器不全、播種性血管内凝固、自律神経失調などがあります。減災医学は、災害時医療を予め軽減化させるための医学です。災害時を想定した救急搬送システムの構築に加えて、災害時診療を支える病態生理学的研究を遂行しています。
【研究内容】①緊急搬送/分散搬送システムの構築、②災害時医療体制の研究、③全身性炎症反応症候群の解明、④多発外傷教育の研究、⑤災害時感染症管理の研究など。

個人HP:http://profs.provost.nagoya-u.ac.jp/view/html/100000121_ja.html
げんさいカフェの講演(第19回):http://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/?p=541
防災アカデミーの講演:
研究領域一覧へ