近藤ひろ子先生(防災教育スーパーバイザー)のブラジル紀行①

JICAが仲介・サポートしている、ミナスジェライス州の、
「防災教育国際シンポジウム」に来ています。

ミナスジェライス州は、ブラジル26州の一つで、リオデジャネイロ州の
西側に位置し、フランスとほぼ同じ面積の州です。
サンパウロ州・リオデジャネイロ州についで、ブラジル三番目の
経済規模の州です。
州都はベロオリゾンチで、人口200万人が住んでいます。

今回このシンポジウムは、JICAの支援・協力の中、ブラジル26州の中で
州独自で初めての国際防災シンポジウムです。
ブラジル大統領府も大きな期待を寄せています。
今回のメンバーは、愛知県防災局危機管理課の福永英紀さん、
愛知県建設部河川課の太田克久さん、
幸田町防災安全課の春日井幸弘さん、
「東浦防災ネット」の磯村美智子さんはじめ5名の方々と、
近藤の合計9人です。

3月12日(火)、午前11時30分に、フランクフルトに向けて
中部国際空港を出発しました。
フランクフルト空港は大雪に見舞われ、私たちの乗った飛行機は、
特別措置でやっと着陸できました。
フランクフルトでの乗り継ぎ機の離陸は、3時間以上遅れました。

雪の、ドイツ・フランクフルト空港

日本時間の3月13日(水)夜10時に、やっとブラジル ミナスジェライス州の
州都ベロオリゾンチに着きました。
ベロオリゾンチ空港には、ミナスジェライス州防災局次官のファビアーノさんが
出迎えに来てくれていました。
(昨年7月に、名古屋大学で福和先生のお話を聴かれた方です。)

ブラジル・サンパウロ空港にて(ミナスジェライス州ベロオリゾンチ空港への搭乗機前。「チーム・ミナス防災」の4人で)

フランクフルトとサンパウロの2回のトランジットも含めて、
33時間の旅程でした。
かなりきつい旅程でしたが、2時間ほどホテルで仮眠をとり、少し回復。
夕食時には、近藤も春日井さんも、食欲がもどってきました。
(「食べ過ぎた…。おなかが出てきちゃったよ…。」春日井さんの一人言)
明日から本格的なスケジュールが始まります。
【近藤】

This entry was posted in 減災センタースタッフブログ. Bookmark the permalink. Both comments and trackbacks are currently closed.