高校生防災フォーラムが開催されました

 平成24年12月27日、「高校生防災フォーラム」が将来の若手防災リーダーの育成を主な目的とし、名古屋大学、愛知県防災局、愛知県教育委員会の主催で開催されました。同フォーラムでは、今夏催された高大連携高校生防災教育推進事業「高校生防災セミナー」の参加校が、その後の防災活動の実践状況について報告しました。同フォーラムには、愛知県内の高校で、本年度で2年目の参加となる15校と1年目となる15校の計30校、大学教員、自治体防災担当者および防災ボランティアが参加しました。

 午前の部ではES総合館ESホールにて、各高校から防災活動への取り組みについて報告がありました。報告では、学校周辺での液状化の危険性の調査、校舎内の危険場所の調査、防災対策・意識に関する校内アンケート、防災訓練や炊き出し、AEDや心肺蘇生法の訓練等の取り組みが紹介されました。また、文化祭での催しを通した防災意識の啓発、保護者を巻き込んだ3者での取り組み等といった啓発活動への工夫も紹介されました。 

 

 午後の部は環境総合館において、学校間での防災活動に関する意見交流が行われました。交流は分科会形式で行われ、高校生同士の意見交換、自治体防災担当者等専門家らと高校生の意見交換が実施され、今後の防災活動に向けた議論が行われました。また、本年度で2年目の参加となる高校については修了式が実施され、主催団体代表より参加生徒に修了証書が授与されました。

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