釜山大学地震防災研究センターで学術フォーラムを開催しました

日 付:2025年11月14日(金)
場 所:釜山大学地震防災研究センター

出席者:
(釜山大学地震防災研究センター)
Oh センター長,Lee 前センター長,Kim実験施設長,Baek 研究教授など
(名古屋大学減災連携研究センター)
富田副センター長,減災研究連携領域 長江准教授,エネルギー防災(中部電力)寄附研究部門 幸山特任助教,ライフライン防災(東邦ガスネットワーク)産学協同研究部門 田代特任教授,羽田野特任助教

成 果:
両センターの特徴および活動の確認
産学連携を含む更なる発展的な活動に関する確認

減災連携研究センターは2025年6月に韓国 釜山大学地震防災研究センターと学術交流協定を締結しましたが,釜山大学と名古屋大学は以前より大学院工学研究科,大学院法学研究科における部局間協定が交わされていたことから,これを機に全学協定へと発展的に移行する運びとなりました。こうした流れを受け,今後さらに包括的な協力関係を構築する目的で,2025年11月14日に,釜山大学地震防災研究センターにおいて,両センターによる学術フォーラムを開催しました。釜山大学からは,Ohセンター長,Lee前センター長,Kim実験施設長,Baek研究教授などが出席され,名古屋大学からは,富田副センター長,エネルギー防災(中部電力)寄附研究部門の幸山特任助教,ライフライン防災(東邦ガスネットワーク)産学協同研究部門の田代特任教授,羽田野特任助教,および長江が出席して参りました。両センターの特徴や活動を改めて紹介し,特に産学連携の重要性が確認されました。釜山大学地震防災研究センターは韓国国内最大級の振動台施設(3台の振動台が連動)を運用しており,日本国内では見られない実験機能に基づく多彩な国際共同研究について議論がなされ,さらに,全学協定の観点からも,地震災害や水災害の課題に留まらず,環境土木・建築学科,環境学研究科の枠組にも範囲を広げて議論する場を設けていくことを確認するなど,今後さらに発展的な活動が期待できる会合となりました。
(文責:長江 拓也)

 

 

 

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