第84回防災アカデミーを実施しました

講師:浜口 博之さん(東北大学名誉教授)
 「地方富士と富士山 〜静穏期の長い火山を対比的に見る」
日時:2012年11月26日(月)18:00〜19:30
場所:環境総合館1階レクチャーホール

減災連携研究センターは11月26日(月)の18:00-19:30、環境総合館レクチャーホールにおいて「第84回防災アカデミー」を開催し、約100名の方々が参加しました。今回は浜口博之東北大学名誉教授による講演「地方富士と富士山 -静穏期の長い火山を対比的に見る」が行われました。

浜口教授からは活火山の定義や火山の噴火予知の基礎知識をはじめとし、岩手山や磐梯山などの地方富士と富士山との違いについて、詳しく説明がありました。特に火山の噴火予知については、実際に岩手山での観測網の整備や前兆現象が観測された際に取り組んだ事例などの紹介がありました。今後は宝永噴火以来300 年間静穏している富士山の噴火予知に関して、長期ビジョンを持って粘り強く観測していく必要があると締めくりました。

過去のアカデミーはこちら
→ポスター(PDF)

This entry was posted in お知らせ, 防災アカデミー. Bookmark the permalink. Both comments and trackbacks are currently closed.