行政人材育成研修(平成31年度)Training(H31)

  基礎研修 専門研修
6月 1日目
2日目
避難勧告等の判断・伝達研修(水害編)
災害対策本部運用研修
7月   物資の確保・提供研修
災害救助法・被災者生活再建支援事務研修
8月   住家の被害認定研修(一次調査編)
実働部隊の業務理解研修
12月   住家の被害認定研修(二次調査編)
2月 3日目  
 研修名をクリックすると、詳細な内容をご覧いただけます。

基礎研修(総合研修)1日目

 近年の豪雨災害の特徴と対策について学んだ後、減災館の見学を行いました。また、住民を守るための防災気象情報や、大規模災害における支援・受援について学びました。

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受講者の声
  • 大雨や台風は毎年必ずあるので、情報を収集し、備えなければいけないと思った。
  • 気象庁の考え方を理解する事ができ、とても良かった。気象情報を多角的に分析できるようになったと思う。
  •  実体験に基づく具体的な話がとてもよかった。感傷的にならず、オペレーションの動きをイメージ出来たのは自分にとっても初めての経験だった。

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基礎研修(総合研修)2日目

 風水害時に発生する廃棄物の対策等について学んだ後、避難所の生活支援について講義とワークショップを通して学びました。また、参加者間で業務に関わる悩み相談や情報交換を行い、互いの自治体の取り組み状況等を共有しました。

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受講者の声
  • 耐震化は「人の命を守るため」だけのものと考えていたが、ゴミの量を減らすという新たな気づきをいただいた。被災者の生活再建のスタートはゴミ処理にあると感じた。廃棄物担当部局との連携を深めたい。
  • 多様性視点で避難対策の重要性を知ることが出来た。日頃のコミュニティ形成の中で老若男女の意見を吸い上げられる体制づくりを進めたいと思った。
  • 災害担当になって日が浅い中で、他市の取り組みが聞ける機会は非常に貴重だった。 

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基礎研修(総合研修)3日目

 平成30年7月豪雨により被害を受けた広島県三原市の職員をお招きし、どのような災害対応を行ったのか体験に基づいてお話しいただきました。また、各自治体の今後の活動について情報交換を行いました。

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避難勧告等の判断・伝達研修(水害編)

 愛知県職員から避難勧告等のガイドラインについてご説明をいただきました。また、防災気象情報の活用方法等について学び、避難勧告等をどのタイミングで発令すべきかグループで話し合いました。

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受講者の声
  • 災害が本番で起きた時のイメージをワークショップでできるのは、ありがたい事例でした。
  • 出水期に入っているので、警戒レベルと相当情報の区別や関連性について確認しておきたかったので勉強になりました。
  • 非常配備体制について、状況判断等考えるよい機会でした。避難所開設のタイミングについても考えさせられました。

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災害対策本部運用研修

 各種システムを活用した災害対策本部の運用方法について学びました。また、熊本市の職員から熊本地震における災害対策本部の運用について体験談をお話しいただいた後、ワークショップでは災害対策本部の実態と抱える課題について意見を交わしました。

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受講者の声
  • 体験談が聞けるのは、何より有益だと思います。初動期の実態について聞けて参考になりました。
  • 組織的な動きについて、学ぶことができ、今すべき課題が明確になった。
  • 過去の事例を用いて疑似体験しながらのワークショップは、イメージを持って考えやすく、活発にグループワークでき、有意義でした。

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物資の確保・提供研修

 中部運輸局の職員よりラストマイルにおける支援物資輸送・拠点開設・運営ハンドブックについてご説明いただきました。また、佐川急便株式会社および株式会社セブンイレブン・ジャパンの方から、支援物資の輸配送や調達について学びました。その後、ワークショップを通して物資の調達・供給に係る実態と課題について考え、話し合いました。

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受講者の声
  • ハンドブックに沿って、早めにマニュアルや様式を整理し、実際に訓練しておくことが大切だと分かった。
  • 協定事業者としての体制、業者ごとの協力支援の仕方、よく把握したうえで、依頼すべき事、参考になった。
  • 事前の計画、民間との協定、検討すべき課題について、ディスカッション出来て参考になった。

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災害救助法・被災者生活再建支援法事務研修

 元内閣府防災担当の職員をお招きし、災害救助法の実務と課題について体験談に基づいたご講義をいただきました。また、被災者生活再建支援法とその制度や、災害弔慰金等について学びました。

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受講者の声
  • 災害救助法の適用基準についての流れが分かりました。さらに県救助の手引きや内閣府取り扱い要領を参考に知識を高めていきたいと思います。
  • 実践がないのが一番とはいえ、意識を持ちつつ、災害に対しての心構えは必要。実体験での話であり、勉強になりました。
  • 市職員としてだけでなく自身が被災した時にも活用できるため、たいへん参考になりました。

住家の被害認定研修(一次調査(基礎)編)

 住家の被害認定調査の概要について学んだ後、下げ振りとコンベックスを用いた傾斜の実測による調査の模擬演習や、実際の事例を想定した筆記での演習問題に取り組みました。また、被害認定業務のマネジメントの重要性について学びました。

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受講者の声
  • 認定調査で主観的な判断とならないように、このような研修で学べる機会が多くあるといいなと思いました。
  • 実際に調査票を埋めることで講義の内容を理解することができた。
  • 災害時に焦らず迅速な対応ができるように平常時から準備と心構えが必要だと思いました。

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実働部隊の業務理解研修

 陸上自衛隊、中部地方整備局、日本赤十字社の各職員をお招きし、各組織における災害派遣活動や大規模災害時の医療救護活動等についてご説明いただきました。

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受講者の声
  • 災害現場での活動事例等を、写真、映像で紹介してくれて、イメージしやすくとても分かりやすくて良かった。
  • 災害派遣については、「緊急性」「公共性」「非代替性」を充たすことが必要であることを知ることができた。
  • TEC-FORCEの活動、リエゾンの役割などたいへん参考になりました。

住家の被害認定研修(二次調査(応用)編)

 家屋被害認定調査(二次調査)の進め方について学んだ後、建物被害写真を用いた問題形式による演習を行いました。また、東広島市の職員の体験談に基づいて、平成30年7月豪雨における罹災証明書関係事務の実態について学びました。

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受講者の声
  • 地震と水害の認定基準の違いなどが概ね把握することができた。
  • 研修資料を見ながら、取り組むことができたが、実務ではもっと判断の難しい事例がたくさんあると思うので、勉強していきたい。
  • 実際に起きた中で対応した上で出た反省点を聞けたため、非常にありがたかった。

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